『神巫女 -カミコ-』は、レトロなドット絵と和風ファンタジーの世界観が融合したアーケードライクなアクションゲーム。2017年04月13日にフライハイワークスからNintendo Switch(ダウンロード専用)で発売されました。本作は、Switchのローンチ時期に配信され、手軽さと完成度の高さからインディーゲームとして異例のヒットを記録したタイトルです。その後、2019年06月27日にはPlayStation 4とSteamで配信され、2020年06月11日にはビーサイドゲームズからNintendo Switch向けのパッケージ版も発売されています。プレイヤーは、天魔によって封じられた世界の光を取り戻すため、神より神器を授かった3人の「神巫女(カミコ)」から一人を選び、各ステージに隠された鳥居の封印を解き放つ戦いに挑みます。
ゲームプレイは、敵を倒して「SP(スキルポイント)」を集め、そのポイントを使って謎を解くというリソース管理型のシステムを採用しています。SPは、必殺技を放つためのエネルギーであると同時に、宝箱を開けたり、閉ざされた扉(鳥居)を解放したりするための「鍵」としての役割も果たします。強力な攻撃を使えばSPが減り、進行に必要なポイントが不足してしまうため、敵を倒し続ける爽快感と、リソースを温存する戦略性のバランスが求められます。3人の神巫女はそれぞれ、近接攻撃の「ヤマト」、遠距離攻撃の「ウズメ」、盾投げとガードが可能な「ヒノメ」と全く異なる性能を持っており、キャラクターを変えることで新鮮な攻略を楽しめます。
本作の独自性は、開発元のスキップモアが得意とするハイクオリティなドット絵と、チップチューンサウンドによる心地よいプレイ感です。複雑なストーリーや長時間の拘束を排除し、1プレイが短時間で終わるように設計されているため、繰り返し遊んでクリアタイムを縮める「タイムアタック」の熱中度が非常に高い作りとなっています。アクションゲームの根源的な楽しさを凝縮した、シンプルイズベストを体現する一作です。
開発元のスキップモア(SKIPMORE)は、『フェアルーン』シリーズなどを手掛ける日本のインディーゲームクリエイターです。本作のヒットは、Nintendo Switchにおけるインディーゲーム市場の可能性を広く知らしめました。巫女や和風ファンタジーといった要素に惹かれた方は、日本神話をベースにしたアクションゲームの傑作『大神』などをプレイすることで、神と人が織りなす美しい物語世界をより深く楽しむことができます。
大神 絶景版 (Switch/PS4)













コメントを追加