『リアルタイムバトル将棋』は、将棋の基本ルールにアクション要素を融合させた、交互に指さない新感覚の将棋アクション。2019年3月14日にシルバースタージャパンからNintendo Switchのダウンロード版が発売され、その後PC版が2019年8月22日に、PlayStation 4版が2019年6月25日に配信。2020年1月30日にはオンライン対戦機能を強化したパッケージ版『リアルタイムバトル将棋オンライン』がSwitchとPS4で同時発売されました。

本作の最大の特徴は、将棋の最大原則である「手番(ターン制)」を完全に撤廃している点にあります。プレイヤーは自分の好きなタイミングで、好きな数だけ駒を動かすことができます。駒を一度動かすと、その駒には数秒間の「クールタイム」が発生し、ゲージが溜まるまでは再び動かすことができません。このシステムにより、相手の出方を待つのではなく、隙を突いて連続で攻め込むといったアクション性の高い攻防が展開されます。

勝利条件は本家将棋と同じく「相手の玉将を取る」ことですが、リアルタイム制になったことで戦術は一変します。反射神経を駆使して駒を打ち込むスピード感と、クールタイム中にどの駒を配置して守るかという戦略的判断が同時に求められます。一瞬の油断が命取りとなるため、盤面全体を常に把握し続ける緊張感が本作の醍醐味となっています。

ゲームモードは、CPUと対戦する「ひとりで遊ぶ」のほか、1台の本体で画面を分割して戦う「ふたりで遊ぶ」を搭載しています。パッケージ版である『オンライン』では、全国のプレイヤーとレーティングを競う「レーティング対局」や、自由に条件を設定して対戦できる「フリー対局」がメインコンテンツとなり、より競技性の高いバトルが可能となりました。

初心者向けのサポート機能も充実しており、駒の移動範囲を盤面上に常に表示させることができます。また、将棋本来の定跡が通用しにくい一方で、リアルタイムバトルならではの「ハメ」や「コンボ」といった独自の戦術も生まれており、伝統的な将棋の経験者からアクションゲームファンまで、幅広い層が対等に戦えるエンターテインメント作品へと昇華されています。

『リアルタイムバトル将棋』は、平安時代から続く日本の伝統文化である「将棋」を大胆にアレンジした作品です。思考の深さを競う本来の将棋に対し、本作は「スピードと直感」という新たな視点を加えることで、伝統的な盤上遊戯を現代的なアクションゲームへと作り替えています。

リアルタイムバトル将棋

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