名称 | Pixel Ripped 1989 |
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ジャンル | 参考情報からはPixel Ripped 1989のジャンルを特定できません。 |
発売元 | ARVORE IMMERSIVE EXPERIENCES |
発売日(配信日) | 2019年06月13日 |
機種 | PlayStation4(PS4) |
年齢区分 |
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もし、ゲームの中のゲームをプレイしたら? そんな奇想天外なアイデアを、これでもかとばかりに具現化したのが「Pixel Ripped 1989」だ。VR空間に現れるゲームボーイ風の携帯ゲーム機。そこで展開される8bitの世界に没頭していると、突如、現実世界が侵食され始める。少女はゲームの腕前を活かし、虚実入り混じる世界を救うことができるのか?
本作は、単なるレトロゲームへのノスタルジーに留まらない。VRならではの表現をフルに活用し、ゲーム体験そのものを問い直す、野心的な作品なのだ。当時のゲームキッズなら誰もが経験したであろう、「ゲームに夢中になりすぎて周りが見えなくなる」感覚を、文字通り体感させてくれる。あなたは、どこまでがゲームで、どこからが現実か、見極められるだろうか?
本作最大の特徴は、VR空間でレトロゲームをプレイするという、他に類を見ないゲームシステムにある。しかし、それは単なる移植ではない。プレイヤーはゲーム内のキャラクターを操作するだけでなく、VR空間に存在する少女の視点も操作しなければならない。つまり、二重のレイヤーでゲームを進行させる必要があるのだ。
この構造が、今までにない没入感を生み出す。ゲームに集中しすぎると、現実世界で何が起こっているのか見えなくなる。母親にゲームを取り上げられそうになったり、学校の先生に注意されたり…当時のプレイヤーなら誰もが経験したであろう「あるある」が、VRによって鮮やかに蘇る。
さらに、ゲームが進むにつれて、ゲーム内の世界が現実世界に侵食してくるというギミックも用意されている。8bitの敵キャラがVR空間に飛び出してきたり、ゲームのルールが現実世界に影響を与えたり…予想外の展開に、あなたはきっと驚かされるだろう。
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