ファミリーコンピュータ用ソフト『SDヒーロー総決戦 倒せ!悪の軍団』は、SD(スーパーディフォルメ)化されたロボットアニメや特撮作品のキャラクターたちが活躍する「コンパチヒーローシリーズ」の一作として登場しました。サイドビューのアクションゲームとして、プレイヤーは仮面ライダーBLACK RX、ニューガンダム、ウルトラマンタロウという、それぞれ異なる魅力を持つ3体のヒーローを操作し、悪の軍団に立ち向かいます。

本作の特徴として、体力制が採用されている点が挙げられます。各キャラクターは、パンチやキックといった基本的な近距離攻撃を駆使して敵と戦いますが、道中で入手できるパワーアップアイテムを活用することで、一時的に遠距離攻撃も可能になります。

ゲームの進行は、アスレチック要素を取り入れたマップを攻略していく形式です。各ステージの最後には敵の総大将が待ち構えており、これを打ち倒すことでステージクリアとなります。また、道中では一体ずつ敵キャラクターと遭遇して戦う形式が採用されており、いわゆる「一撃で倒される雑魚敵」が存在しない点も、本作ならではのゲームバランスを特徴づけています。