『フラン 〜Dragons’ Odyssey〜』は、神の使いとして地上に降り立った小さな勇者たちの冒険を描くアクションRPG。2019年04月05日にケムコからPlayStation 4、PlayStation Vita、Xbox Oneで、その後2019年05月09日にはNintendo Switchで発売されました。本作は、PCゲーム黎明期に人気を博した『フラン』シリーズの第3作『フラン3 緋蒼の幻想曲』を現行機向けにリメイクした作品です。恩恵を司る「天使族」と試練を司る「悪魔族」が対立する世界で、禁忌を破って地上へ家出した天使の少女を連れ戻すため、火竜族の少年クナと氷竜族の少女リエルが人間界へと旅立ちます。
ゲームプレイは、見下ろし型のフィールドで群がる敵をなぎ倒していく、スピーディで爽快なアクションバトルを採用しています。プレイヤーは近接攻撃が得意なクナと、遠距離魔法が得意なリエルを状況に応じて使い分け、簡単操作でド派手なスキルを繰り出します。冒険の拠点となる家では「料理」や「工作」が可能で、集めた素材で強力な武器を作ったり、美味しい食事でステータスを強化したりと、生活感のある育成要素も充実しています。また、旅の途中で出会う仲間たちとの会話やプレゼントを通じて好感度を上げることができ、誰と仲良くなったかによって物語の結末が変化する恋愛シミュレーション的な楽しみも盛り込まれています。
本作の独自性は、エグゼクリエイト作品特有のドット絵の緻密さと、コミカルでテンポの良いキャラクター同士の掛け合いにあります。シリアスな世界観設定でありながら、主人公二人の幼馴染ならではの漫才のようなやり取りや、個性的なNPCたちとのイベントが物語を明るく彩ります。隠しダンジョンやボスラッシュといったやり込み要素も豊富に用意されており、懐かしくも新しい王道のアクションRPGとして、手軽かつ奥深く遊べる一作となっています。
開発元のEXE-CREATE(エグゼクリエイト)は、長年にわたり良質なドット絵RPGを作り続けている老舗メーカーです。本作のベースとなった『フラン』シリーズは同社の代表作の一つであり、PC版発売当時はそのアクション性とキャラクターの魅力で多くのファンを獲得しました。ファンタジー世界でのスローライフや冒険に興味を持った方は、同様の空気感を持つライトノベルや、エグゼクリエイトの他のRPG作品に触れることで、その温かみのある世界観をより深く味わうことができます。
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