『コール・オブ・クトゥルフ』は、H.P.ラヴクラフトのTRPG(テーブルトークRPG)の世界観をベースにした探索型RPGです。2019年03月28日に株式会社オーイズミ・アミュージオからPlayStation 4用ソフトとして発売されました。2020年07月23日にはNintendo Switch版も登場しています。1924年のアメリカを舞台に、私立探偵エドワード・ピアスを操作して、ボストン近海にある孤島「ブラックウォーター島」で起きた一家の不審死事件を調査します。
現場での調査や聞き込みで得られる技能ポイントを、「目星」「心理学」「医学」「オカルト」といった項目に割り振ることで、主人公の能力をカスタマイズします。この能力値の高さに応じて、隠された手掛かりの発見や、特定の人物から情報を引き出す際の会話の選択肢が変化します。周囲のオブジェクトを詳細に調べ、証拠を積み重ねることで、事件の裏に隠された超自然的な真相へ近づく流れです。
不可解な現象や異形の存在を目にすることで、主人公の正気度が減少し、精神状態が悪化します。正気度の低下は視界の歪みや幻覚といった演出として現れるだけでなく、最終的な物語の分岐にも影響を及ぼします。閉所恐怖症などのトラウマを抱えることもあり、探偵としての論理的な推理と、自身の狂気による知覚の変化の間で判断を下しながら進行します。
本作は、20世紀初頭の怪奇小説家H.P.ラヴクラフトが創始した「クトゥルフ神話」を題材としています。当時のアメリカの世相と、人間が抗えない宇宙的恐怖というテーマが組み合わされており、ゲーム内の用語や設定は、1981年に発売された同名のTRPGシステムのルールに基づいています。













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