名称 | Donut County |
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ジャンル | パズル |
発売元 | Annapurna Interactive |
発売日(配信日) | 2018年12月18日 |
機種 | PlayStation4(PS4) |
年齢区分 |
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「Donut County」…その名を聞いて、どんなゲームを想像するだろうか?可愛らしいドーナツを題材にした、ほのぼのとした作品?確かに見た目はそうかもしれない。しかし、実際にプレイしてみると、その予想は良い意味で裏切られるはずだ。
本作は、穴を操作して街のあらゆるものを飲み込んでいくという、一風変わったゲーム。プレイヤーはアライグマのBKとなり、穴を操ってDonut Countyの住民や建物、そして風景までも、文字通り「跡形もなく」消し去っていく。一見するとただの破壊行為に見えるかもしれないが、そこにはコミカルなストーリーと、予想外の展開が待ち受けているのだ。さあ、穴を大きくして、街を丸ごと飲み込んでみよう!
本作の最大の特徴は、やはりその独特なゲームシステムだろう。プレイヤーは地面に空いた穴を操作し、あらゆるオブジェクトを飲み込んでいく。最初は小さな石ころや草むらから始まり、徐々に家や車、そして山までも飲み込めるようになっていく。穴は飲み込んだものの体積に応じて大きくなるため、効率よくオブジェクトを飲み込んでいく戦略性も求められる。
さらに、一部のステージでは、穴の特性を活かしたパズル要素も登場する。例えば、穴に水を溜めて植物を成長させたり、特定のオブジェクトを組み合わせて新しい現象を起こしたり…。単なる破壊行為に終わらない、奥深いゲームプレイが楽しめるのだ。このシンプルながらも奥深いゲームシステムこそが、「Donut County」を唯一無二の存在にしていると言えるだろう。
物語は、アライグマのBKが穴に落ち、999フィートの地下で目を覚ますところから始まる。そこには、BKによって住処を奪われた住民たちが集まっており、BKに責任を追及する。BKは、自分が穴を操作して物を落としていたことを認めつつも、それが何故起きたのか、自分自身にもわからないと訴える。
物語は、BKと住民たちが地上への脱出方法を模索していく中で、徐々に真相が明らかになっていく。なぜ街に穴が現れたのか?BKは何故穴を操作していたのか?そして、Donut Countyの未来はどうなるのか?コミカルなキャラクターたちが織りなす、ちょっぴり切ない物語に、きっと引き込まれることだろう。
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