『NBA LIVE 19』は、2018年9月7日にエレクトロニック・アーツ（EA SPORTS）から発売されたバスケットボールゲームです。NBA公式ライセンスを取得し、当時の全チーム・全選手が実名で登場します。日本国内ではパッケージ版・ダウンロード版ともに発売されましたが、日本語ローカライズは行われず、ゲーム内表記や音声は英語仕様です。シリーズとしては『NBA LIVE 18』の後継作で、リアルな選手挙動や多彩なモードを搭載しています。

本作の目玉は「THE ONE」モードで、プレイヤーは自分の分身となるキャラクターを作成し、NBAや世界各地のストリートコートで試合を重ねながら成長させていきます。試合で得た経験値や報酬でスキルや外見をカスタマイズでき、ホームコート「ONE COURT」を自由に装飾・設定可能です。また、男子NBA選手だけでなくWNBA（女子プロバスケットボールリーグ）の選手もプレイアブルキャラクターとして使用できます。

ゲームシステムは「リアルプレイヤーモーション」により、1対1の駆け引きやドリブル、シュート、ディフェンス動作がより滑らかかつ反応的になっています。チーム編成では現役スター選手やレジェンド選手を集め、自分だけのドリームチームを作成可能です。モードは「リーグ」「ストリートワールドツアー」「LIVEイベント」などがあり、オンライン対戦や協力プレイにも対応しています。

グラフィックは選手の顔や体格、ユニフォーム、アリーナの質感まで細かく再現され、照明や観客の動きも臨場感を高めます。BGMはヒップホップやR&Bを中心に構成され、試合やメニュー画面を盛り上げます。