『ウイニングイレブン 2019』は、ウイイレシリーズ第23作目として2018年に発売されたサッカーゲームであり、PlayStation 4を中心に展開されたタイトルです。本作では「Fox Engine」と「Enlighten」によるグラフィック強化が施され、スタジアム照明や太陽光の表現が刷新されました。選手の動きや質感も向上し、リアルな試合演出が可能となっています。

ゲームモードには「マスターリーグ」「myClub」「CO-OP」「PES LEAGUE」などが搭載されており、特にmyClubでは「注目選手」や「Featured Players」などの新要素が導入されています。これにより、週ごとの活躍選手が強化された状態で登場し、戦術の幅が広がる設計となっています。また、Lite版（基本プレイ無料）も配信されており、主要モードを手軽に体験することが可能です。

ライセンス面では、UEFAチャンピオンズリーグとの契約が終了した一方で、Jリーグ（J1・J2）や中国スーパーリーグ、タイリーグなどの新規ライセンスが追加されました。クラブチームはフルライセンスと偽名が混在しており、エディットモードによる修正が可能です。実況はジョン・カビラ氏、解説は北澤豪氏が担当し、臨場感のある試合演出が施されています。