『イモータル・レッドネック:不死王の迷宮』は、2018年2月28日にGameTomoよりPlayStation 4およびXbox One版が、同年5月10日にNintendo Switch版が配信されたローグライクFPSであり、古代エジプトを舞台にしたハイテンポなアクションシューティングゲームです。プレイヤーはエジプト旅行中にバギー事故で命を落とし、なぜかミイラとして蘇ったレッドネック(田舎者)となり、自身の呪いを解くためにギザの3つのピラミッドに挑みます。
本作では、FPS(一人称視点シューティング)の爽快感とローグライクの探索要素が融合しており、プレイするたびに構造や敵の配置が変化するランダム生成ダンジョンが待ち受けています。一度死ぬと所持金以外のアイテムを失って最初からやり直しとなりますが、持ち帰ったゴールドを使用して巨大なスキルツリーを解放し、攻撃力や防御力を永続的に強化することで、少しずつ奥へと進めるようになる成長システムが採用されています。
冒険の開始時には、エジプトの神々から恩恵を受けた9つの「クラス」を選択することが可能です。二丁拳銃を操るセトや、魔法のような力を使うアメンなど、クラスごとに異なる初期装備や固有スキルが用意されており、自分のプレイスタイルに合った神の力を借りて敵の大群をなぎ倒すアーケードライクな激しい戦闘が体験されます。
ピラミッド内部には100種類以上の「巻物」が隠されており、拾うことで敵を鶏に変えたり、弾薬が無限になったりと、有利にも不利にもなる様々な効果がランダムで付与されます。昔ながらの撃ちまくり系FPSの操作感と、現代的なローグライトのやり込み要素が組み合わさり、何度も死んでは蘇る不死者の挑戦が楽しめます。
本作は、スペインのインディーデベロッパーCremaによって開発された完全オリジナルのゲーム作品です。特定の原作書籍などは存在しませんが、「シリアスサム」や「ドゥーム」といった往年のアーケードFPSに影響を受けつつ、ローグライトのシステムと古代エジプトの世界観をミックスして再構成されたタイトルとして展開されています。












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