『VIKINGS – ミッドガルドの狼』は、Kalypso Mediaが展開するアクションRPGとして、2017年12月21日にPlayStation 4向けに発売されました。シリーズとしては独立した構成ですが、北欧神話をベースにした世界観と、ハック&スラッシュ型の戦闘システムが特徴です。発売後はDLC「サウンドトラック」やオンライン協力プレイ機能が追加され、Steam版やXbox版も展開されました。

『VIKINGS – ミッドガルドの狼』は、神々の黄昏「ラグナロク」が迫る世界を舞台に、プレイヤーが「ウルプン族」の族長として、炎と霜の巨人に立ち向かうアクションRPGです。プレイヤーはバイキング戦士または盾乙女を選び、剣や弓、魔法の杖を駆使して敵を討伐します。戦闘では、怒りを解放する「レイジモード」や、神々への血の供物によって能力を強化するシステムが導入されており、戦術と育成の両面で奥深さがあります。

戦闘では、ヨートゥンやアンデッド、ラグナロクの獣など多彩な敵が登場し、プレイヤーは武器ごとのスキルを習得しながら戦いを進めます。その過程で、氷の世界「ニヴルヘイム」や灼熱の「バルヘイム」など、異なる環境がプレイヤーに影響を与え、寒さによる凍死を防ぐための装備や行動が求められます。加えて、神々の力を宿したタリスマンを装備することで、雷撃や炎の加護など特殊能力を発動できます。

探索では、各地に点在する祭壇で血を捧げることでスキルを強化し、試練の地「Trials of the Gods」に挑戦することが可能です。その過程で、敵の配置や地形の変化に対応しながら、素材を収集して装備を強化します。オンラインでは2人協力プレイが可能で、難易度選択やハードコアモードによってプレイスタイルに応じた挑戦ができます。物語は、破壊された村の再建と世界の救済を軸に展開し、プレイヤーは運命に抗う戦士として神々の力を借りながら戦い続けます。