『Toy Odyssey: The Lost and Found』は、持ち主の安眠を守るために戦うアクションフィギュアの冒険を描いたメトロイドヴァニア形式のアクションゲーム。日本では2016年09月20日にXbox Oneで配信が開始され、その後2017年10月17日にはDigital SmashからPlayStation 4版も発売されました。物語の舞台となるのは、夜になると悪夢が実体化し、邪悪なおもちゃたちが徘徊する一軒家。主人公であるアクションフィギュアの「ブランド」は、持ち主の少年フェリックスを闇から救うため、自我を持った他のおもちゃたちと協力しながら、広大で危険な家の中へと旅立ちます。

ゲームプレイは、探索型アクション(メトロイドヴァニア)に、プレイするたびに部屋の構造が変化するローグライク要素を組み合わせたシステムを採用しています。プレイヤーは小さな身体を駆使して、巨大な家具や家電が並ぶキッチン、屋根裏部屋などを探索し、300種類以上もの敵キャラクターと戦います。倒した敵から得た資源を使って武器や装備をクラフトしたり、拠点の防衛設備を強化したりすることで、夜ごと激化する敵の襲撃に備えます。探索に失敗して倒れても、強化したステータスや装備は引き継がれるため、少しずつ強くなっていく実感を得ながら攻略を進めることが可能です。

本作の特徴は、80年代や90年代のアニメやおもちゃ文化へのオマージュに満ちた世界観と、小さなおもちゃの視点で描かれる冒険のスケール感です。一見すると平和な子供部屋が、夜には命がけの戦場へと変貌するギャップや、積み木やブロックで作られたようなギミックの数々が、懐かしくも新しいビジュアルで表現されています。基地防衛というタワーディフェンス的な要素も加わり、単なるアクションゲームに留まらない戦略的な遊びを楽しめる一作となっています。

開発元のHiker Gamesはベトナムを拠点とするスタジオです。本作はおもちゃたちが夜な夜な動き出すという、誰もが一度は空想したことのある世界を、少しダークでシリアスな冒険活劇として描き出しました。おもちゃが主人公の物語といえばピクサー映画『トイ・ストーリー』が有名ですが、本作の世界観に惹かれた方は、その原点とも言える映画シリーズを見直すことで、おもちゃたちが抱く持ち主への忠誠心や愛情といったテーマをより深く味わうことができます。

トイ・ストーリー (Blu-ray)

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