『Hand of Fate』は、カードゲームとアクションRPGを融合させたローグライク型のインディーゲームで、2015年2月17日にDefiant DevelopmentよりPC、PlayStation 4、Xbox One向けに発売されました。

プレイヤーは謎のディーラーと対峙しながら、カードで構成されたダンジョンを進んでいきます。ゲームはテーブルトップ風の演出で進行し、カードをめくることでイベントや戦闘が発生します。戦闘に突入すると、カードで表現されていた内容が3Dのアクションバトルに切り替わり、プレイヤーは武器や防具を駆使して敵と戦います。

デッキ構築要素があり、プレイヤーは自分の装備や遭遇イベントをカードとして選び、冒険の展開をある程度コントロールできます。カードには罠、ショップ、敵、報酬などが含まれており、運と戦略の両方が求められます。各ステージの最後には「絵札」のボス(ジャック、クイーン、キング)が待ち構えており、倒すことで次の難易度へ進むことができます。

ストーリーモードのほかに、ランダム生成されるマップを進む「無限モード」も搭載されており、繰り返しプレイによって新たなカードや装備がアンロックされていきます。アクション部分は『バットマン アーカム』シリーズに似たフリーフロー戦闘システムが採用されており、タイミングと位置取りが重要になります。

続編『Hand of Fate 2』は2017年に登場し、新たなカードやキャラクター、マルチプレイ要素などが追加されました。