『宇宙戦士ガラクZ』は、米国のインディースタジオ17-BITが開発し、2017年2月23日にPlayStation 4向けに発売された2Dローグライク・シューティングゲームです。シリーズとしては独立した作品ですが、1970〜80年代の日本SFアニメに強く影響を受けた世界観と演出が特徴です。発売後はDLC「The Void」が配信され、無限プレイモードやオンラインランキング、デイリーチャレンジなどが追加されました。また、Steam版は2015年に先行リリースされ、2023年以降もアップデートが継続されています。
『宇宙戦士ガラクZ』は、宇宙空間を舞台に、主人公A-TAKが操る戦闘機で敵勢力と戦う2D全方位シューティングです。プレイヤーは推進力と慣性を活かした操作で、敵の攻撃を回避しながら反撃を繰り出します。戦闘機は人型ロボットに変形可能で、レーザーソードやシールドを使った近接戦も展開されます。敵は高度なAIによって連携し、プレイヤーの行動に応じて戦術を変化させるため、ステルスと反射神経の両方が求められます。
戦闘では、ホーミングミサイルや爆発物を駆使して敵を撃破します。その過程で、物理演算を活かした障害物の利用や、敵を掴んで投げつけるなどのアクションが可能です。加えて、チャージアタックや画面全体攻撃などの特殊技がバッテリーゲージによって制限されており、戦術的なタイミングが重要になります。アーケードモードではチェックポイント制が導入され、失敗したミッションを再挑戦できます。
探索では、自動生成される小惑星帯のステージを進みながら、資源を回収してワープゾーンを目指します。その過程で、敵の配置や地形が毎回変化するため、プレイヤーは状況に応じた戦術を構築する必要があります。物語は手描き風のイベントシーンで展開され、A-TAKの戦いを通じて宇宙の危機と仲間との絆が描かれます。DLCではJuan(『Guacamelee』)が敵ユニットとして登場するなど、クロスオーバー要素も含まれています。
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