名称 | ルートレター |
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ジャンル | ミステリーアドベンチャー |
発売元 | 角川ゲームス |
発売日(配信日) | 2016年06月19日 |
機種 | PlayStation4(PS4) |
年齢区分 |
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届くはずのない過去からの手紙。それは甘酸っぱい青春の追憶か、それとも血塗られた真実の告白か?「ルートレター」は、そんな手紙をきっかけに始まるミステリーアドベンチャーだ。プレイヤーは、かつて文通をしていた少女から届いた「人を殺してしまった」という手紙の真意を探るため、彼女の故郷である島根県へと向かう。だが、そこで待ち受けていたのは、15年前の出来事を固く口を閉ざすかつての同級生たち、そして少女が既に故人であるという衝撃の事実だった。
美しい島根の風景を舞台に、過去と現在が交錯する重厚な物語が展開される。手紙に隠された謎を解き明かし、少女の真実を追い求める過程は、まるで一編のミステリー小説を読んでいるかのようだ。果たして、主人公は真実に辿り着けるのか? そして、その先に待つのは希望か、絶望か……? プレイヤーの選択が、物語の結末を大きく左右する。
物語は、主人公が実家の改築中に高校時代の文通相手「文野亜弥」からの手紙を見つけるところから始まる。その手紙には「人を殺してしまいました」という衝撃的な告白が綴られていた。かつての文通相手を案じた主人公は、手紙に書かれた住所を頼りに島根県へと向かう。しかし、そこで彼は「文野亜弥は15年前に亡くなっている」という信じがたい事実を知る。
では、手紙の送り主は一体誰なのか? 主人公は、手紙に書かれていた彼女の友人たちを訪ね歩き、真相を探ろうとする。しかし、15年の歳月は人々の記憶を曖昧にし、それぞれが秘密を抱えているように見える。次第に主人公は、過去の出来事が現在の人間関係に深く影を落としていることに気づく。閉ざされた心の扉を開き、真実を暴き出すことができるのか? 謎が謎を呼ぶ展開に、プレイヤーは否が応でも引き込まれるだろう。
本作は、単なるアドベンチャーゲームではない。過去の文通を再現した「シミュレーションパート」が、物語に深みを与えている。プレイヤーは、過去の自分として、少女にどのような言葉をかけるべきだったのかを追体験する。選択肢によって、少女との関係は変化し、それが物語の展開にも影響を及ぼすのだ。
さらに、物語が進むにつれて、主人公はかつての同級生たちに証拠を突きつけ、彼らの本音を引き出す必要に迫られる。証拠を元に相手を追い詰める「アドベンチャーパート」は、まるで法廷ドラマのような緊迫感に満ちている。それぞれのパートが有機的に結びつき、プレイヤーを飽きさせない。あなたの推理力と決断力が、物語の結末を左右するのだ。
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