名称 | Xeodrifter |
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ジャンル | メトロイドヴァニア |
発売元 | Gambitious Digital Entertainment |
発売日(配信日) | 2016年01月12日 |
機種 | PlayStation4(PS4) |
年齢区分 |
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宇宙船が隕石と衝突! プレイヤーは破損した宇宙船を修理するため、4つの惑星を探索する冒険へと旅立つ。一見するとシンプルなドット絵で描かれた横スクロールアクションだが、そのゲーム性は奥深い。広大なマップを探索し、新たな能力を獲得することで行動範囲を広げていく、いわゆる「メトロイドヴァニア」形式を採用。懐かしいレトロゲームの雰囲気と、緻密に計算されたゲームデザインが融合した作品だ。
ファミリーコンピュータを彷彿とさせるグラフィックとサウンドは、古き良き時代への郷愁を誘う。しかし、単なる懐古趣味に終わらないのが本作の魅力。緻密に設計されたマップ、やり込み要素満載のカスタマイズ、そして何より、プレイヤーの探究心を刺激するゲームシステムが、忘れかけていたゲームの面白さを思い出させてくれる。さあ、君もゼオドリフターの世界へ飛び込もう!
本作の最大の特徴は、能力を獲得することで探索範囲が劇的に広がっていく点にあるだろう。最初は限られたエリアしか探索できないが、新たな能力を手に入れるたびに、今まで行けなかった場所へアクセスできるようになる。この時の「発見」の喜びこそ、メトロイドヴァニアの醍醐味。各惑星は順不同で攻略可能だが、特定の能力がなければ先に進めない場所も多い。つまり、惑星間を行き来しながら、効率的な攻略ルートを見つけ出す必要があるのだ。
さらに、武器のカスタマイズ要素も見逃せない。惑星に隠された「ガンパーツ」を集め、それを武器に組み込むことで、弾の威力、大きさ、軌道などを自由に調整できる。自分のプレイスタイルに合わせて武器を強化していくことで、より戦略的なバトルを楽しめるのだ。単なるアクションゲームに留まらず、RPG的な育成要素も兼ね備えている点が、本作の奥深さを物語っている。
本作を語る上で外せないのが、「プレーンシフト」の存在だ。これは、主人公が手前と奥の2層構造になっている地形を、瞬時に移動できる能力のこと。一見すると何気ない能力だが、これを駆使することで、複雑に入り組んだ迷路のような地形を攻略していくことになる。敵の攻撃を回避したり、隠された通路を発見したりと、その使い方は多岐にわたる。
プレーンシフトは、単なる移動手段としてだけでなく、パズル要素としても機能する。例えば、特定のタイミングでプレーンシフトを使用しないと通れない場所や、敵の攻撃パターンを読んでプレーンシフトで回避する必要がある場面も存在する。このユニークなシステムは、本作ならではのゲーム体験を生み出しており、他のメトロイドヴァニア作品との差別化に大きく貢献している。
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