『ガンダムバトルオペレーションNEXT』は、2015年8月27日にPlayStation 4およびPlayStation 3向けに配信された基本プレイ無料のオンライン専用チームバトルアクションゲームで、開発はB.B.スタジオ、運営はバンダイナムコエンターテインメントが担当しました。略称は「バトオペNEXT」。本作は『機動戦士ガンダム バトルオペレーション』の後継作にあたりますが、ゲーム性は大きく異なり、よりスピーディでアーケードライクな対戦アクションに進化しています。

ゲームは5対5のオンライン対戦形式で、プレイヤーはモビルスーツを操作し、敵チームと戦います。従来の『バトオペ』シリーズにあった歩兵要素は廃止され、純粋なMS戦に特化した構成となっており、操作感や戦闘テンポは『ガンダムVS.』シリーズに近いものとなっています。機体は「汎用」「格闘」「急襲」「支援」の4タイプに分類され、それぞれに異なる役割と性能が設定されています。

登場機体は『機動戦士ガンダム』から『鉄血のオルフェンズ』、さらには『ビルドファイターズ』や『クロスボーン・ガンダム』などの外伝作品まで幅広く、サービス期間中に150機以上が実装されました。さらに、戦闘中に乱入してくる「第3勢力」としてサイコガンダムやビグ・ザムなどの巨大MAが登場し、撃破するとボーナスが得られるなど、戦況に影響を与える要素も存在しました。

ゲーム内では、戦闘で得たパーツや開発ポイントを使って新たな機体を開発・強化することができ、プレイヤーの成長と収集要素が組み合わさった設計となっています。また、パイロットスキルやマスタリーシート、モジュールボードといったカスタマイズ要素も豊富で、プレイスタイルに応じた構成が可能でした。

しかし、2019年3月28日をもってサービスは終了しました2。終了に際しては「ありがとうキャンペーン」が実施され、報酬倍率の大幅上昇や機体ドロップ率の緩和などが行われました。