名称 | CHAOS;CHILD |
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ジャンル | アドベンチャーゲーム |
発売元 | 5pb. |
発売日(配信日) | 2015年06月25日 |
機種 | PlayStation4(PS4) |
年齢区分 |
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「科学アドベンチャーシリーズ」の血脈を受け継ぐ本作。前作『CHAOS;HEAD NOAH』から6年後の渋谷を舞台に、新たな狂気の物語が幕を開ける。復興を遂げたかに見えた街で再び起こる連続猟奇事件、「ニュージェネレーションの狂気の再来」。主人公、宮代拓留は、その真相を追ううちに、自身の過去と、渋谷に潜む深淵へと引きずり込まれていく。前作の要素を巧みに活かしつつも、新規ユーザーにも優しい設計。しかし、その優しさは、物語が進むにつれて、容赦ない絶望へと姿を変える。あなたは、この狂気を受け止められるか?
物語は、2015年の渋谷で始まる。6年前の渋谷地震からの復興が進む中、碧朋学園に通う主人公、宮代拓留は新聞部の一員として、「ニュージェネレーションの狂気の再来」と呼ばれる連続殺人事件を追う。情報強者を自称する彼は、事件の第一発見者となり、真相究明に乗り出す。しかし、それは渋谷に生きる人々を巻き込む狂気の始まりに過ぎなかった。幼なじみの尾上世莉架、義理の姉である来栖乃々、親友の伊藤真二。彼らと共に事件を追う拓留は、やがて自身の過去と向き合うことになる。
物語の導入は、猟奇的な事件の連続から始まる。ネット生放送中の凄惨な自殺、ストリートライブ中の腹部からの音漏れ、ラブホテルでの回転ベッド殺人…。一見、無関係に見えるこれらの事件は、次第に複雑に絡み合い、狂気を孕んだ真相へと繋がっていく。あなたは、この事件の真相を見抜けるか?
本作では、物語を分岐させる「妄想トリガー」システムが、よりシームレスな演出へと進化。プレイヤーは、主人公が見る妄想をポジティブ、ネガティブ、あるいはスルーのいずれかを選択することで、物語の展開を左右する。さらに、新システム「マッピングトリガー」が登場。コルクボード上の資料を糸で結び、情報を整理することで、事件の真相に迫っていく。このシステムは、あたかも刑事ドラマの捜査官になったかのような没入感を与えてくれる。
「妄想トリガー」は、前作からの進化形。画面の切り替えを廃止し、より自然な形で妄想が展開される。これにより、プレイヤーは物語の流れを途切れさせることなく、主人公の心理状態に深く入り込むことができる。あなたは、どの妄想を選ぶ?
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