『地底戦空バゾルダー』は、ソフエルがファミリーコンピュータ向けに発売したアクションシューティングゲームです。プレイヤーは戦車を操作してステージを進んでいきますが、特徴的なのは、戦車だけでなく生身の主人公を操作するステージも用意されている点です。そして、各ステージのボス戦では、シューティングゲームとしての側面が強く押し出されたゲーム展開となります。

物語の中心となるのは、バゾルダー5号機のキャプテンを務める少女、モービィです。彼女は、バゾルダー開発プロジェクトの責任者であるバンダ博士の一人娘という設定。さらに、モービィにはジギイという恋人がいましたが、彼はノンマルター帝国に捕らえられ、悲劇的な運命をたどります。脳を抜き取られ、モンスターへと変えられてしまうのです。

ゲームプレイにおいては、戦車を操作するステージと、生身の主人公を操作するステージで操作感が大きく異なります。生身のステージでは、ジャンプや方向キー上を押すことで繰り出せるキックを駆使して攻略を目指します。アクションゲームとしての腕前が試されるでしょう。