Contrastのカバーアート

ゲーム概要

初期のAtariコンソールからインスピレーションを得たという、独特のスタイルが目を引く本作。アーケードライクなローグライトという一風変わった組み合わせが、忘れがたい体験を生み出している。死は、この世界において、決して終わりではない。何度も立ち上がり、先に進むための糧となる。しかし、油断は禁物だ。血に染まった壁や床を破壊してしまうと、奈落の底へと真っ逆さま。ステージの最初からやり直しとなるシビアさも、魅力の一つと言えるだろう。見た目の可愛らしさとは裏腹に、一瞬の判断が命取りとなる、そんなスリリングなゲームプレイが待ち受けているのだ。

特徴的なシステム

本作の最大の特徴は、その容赦ない難易度にあるだろう。一度ミスをすれば、ステージの最初からやり直し。しかし、そこで諦めてしまってはもったいない。プレイを重ねるごとに、敵の配置やトラップの場所が頭に叩き込まれ、着実に攻略へと近づいていく。まるで、かつてのアーケードゲームのように、自分の腕前だけで道を切り開いていく感覚だ。血で染まった壁や床を破壊すると落下してしまう、という要素もゲームに緊張感をもたらしている。破壊できるオブジェクトと、そうでないものを瞬時に見極める判断力こそ、クリアへの鍵となるのだ。