『爆釣バーハンター』は、2018年3月17日にバンダイより発売されたニンテンドー3DS用のAR釣りゲームで、バーコードをスキャンして“バーソウル”と呼ばれるデジタル魚を釣り上げるという独自のシステムを採用しています。ゲーム本体は無料で配信され、専用周辺機器「爆釣バーロッド」を3DSに装着してプレイする形式となっており、バーコードを現実世界の釣り場に見立てるという拡張現実的な遊び方が特徴です。

本作は、バンダイ、東映アニメーション、小学館によるメディアミックス企画の一環として展開され、同年10月からはテレビ東京系列でアニメ版も放送されました。主人公・立津手トッタが、亡き父の遺したバーロッドを手に、バーソウルを釣る冒険に出るというストーリーが描かれ、アニメ・漫画・玩具・ゲームが連動する形で展開されました2。

ゲームでは、バーコード付きの「ソウルアー」や「バーリール」「シカケメモリー」などのアイテムを使ってバーソウルを出現させ、釣り上げてコレクションすることが目的です。バーソウルには属性やランクが設定されており、戦略的な装備選択が求められるほか、育成やバトル要素も含まれています。

なお、後継作としてNintendo Switch向けに『爆釣ハンターズ』が2020年に展開されており、シリーズとしてはそちらに引き継がれています。