『電車運転指令! 東京編/東海道編』は、2016年と2017年にアークシステムワークスからニンテンドー3DS向けに配信されたダウンロード専売の鉄道運転シミュレーションゲームで、東京湾岸と東海道本線を舞台にした2作品です。

プレイヤーは電車の運転士となり、実在の路線を模したステージで速度調整、警笛、一時停止、定時到着などの運転操作を行います。『東海道編』では東京から熱海までの東海道本線を、『東京編』では京葉線(東京~蘇我)と内房線(蘇我~安房鴨川)を運転可能。各編ともに普通列車・快速・特急の3種が用意され、車両もそれぞれ異なるデザインが採用されています。

ゲームはフルCGで構成されており、3DSの裸眼立体視に対応。運転中の視点切り替えや、駅進入時のカメラ演出など、臨場感ある鉄道体験が楽しめます。運転の成績に応じて「ガチャチケット」が入手でき、ガチャを回すことで新しい車両やラッピング、建物などのコレクション要素がアンロックされます。

また、ミッションモードとフリーモードの2種類があり、前者では課題達成で報酬を獲得、後者では自由に運転しながら写真撮影も可能。独自の「電力システム」や制限速度の上下限など、細かな運転ルールも導入されており、鉄道ファン向けの本格仕様となっています。