『ぐるみん3D』は、伝説のドリルを手にした少女が、オバケたちの住む不思議な世界を冒険する爽快ドリルアクションRPG。2016年11月30日にフライハイワークスからニンテンドー3DS(ダウンロード専用)で発売されました。本作は、2004年に日本ファルコムから発売されたPCゲーム『ぐるみん』をベースに、3DSならではの裸眼立体視に対応させた移植版です。両親の仕事の都合で祖父の家に預けられた少女パリンは、人間の目には見えないオバケたちと友達になります。しかし、悪いオバケ「ファントム」によって友達がさらわれてしまい、パリンは村に伝わる伝説のドリルを手に、オバケホームの平和を取り戻すための戦いへと挑みます。
ゲームプレイは、ドリルを回転させて敵や障害物を粉砕しながら進む3Dアクションです。ドリルは攻撃だけでなく、崩れかけた壁を壊して通路を作ったり、敵が持つ盾や装甲を破壊したりと、謎解きや攻略の鍵として機能します。また、BGMのリズムに合わせて攻撃を当てることで威力が上がるクリティカル要素や、集めたガラクタで装備を強化するシステムも搭載されています。パリンは帽子やゴーグルなどの「きせかえ」アイテムを装備することで、ダメージ軽減や属性攻撃といった特殊効果を得られるため、見た目の可愛らしさと実用性を兼ねたカスタマイズを楽しめます。
本作の独自性は、日本ファルコム作品特有のポップで温かみのあるキャラクターデザインと、良質なサウンドが織りなす世界観です。3D立体視に対応したことで、ダンジョンの奥行きや飛び出す瓦礫の迫力が増し、まるで絵本の中に入り込んだような没入感を味わえます。初心者でも楽しめる「ビギナーモード」から、極悪難易度の「クレイジーモード」まで幅広い難易度設定が用意されており、誰でも気軽にドリルアクションの爽快感に触れられる間口の広い作品となっています。
オリジナル版の開発元である日本ファルコムは、『イース』や『軌跡』シリーズで知られる老舗RPGメーカーです。本作のようなポップなアクションRPGは同社の中でも異彩を放つ名作として愛されています。ドリルというロマンあふれる工具や、地底探検の面白さに興味を持った方は、SF冒険小説の古典『地底旅行』などを読むことで、未知の世界を掘り進むワクワク感をより深く味わうことができます。













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