『レジェンド オブ レガシー』は、突如出現した幻の大陸「アヴァロン」を舞台に、7人の冒険者たちがそれぞれの目的を秘めて伝説に挑むニュークラシックRPG。2015年1月22日にフリューからニンテンドー3DSで発売されました。本作は、「RPGの根源的な面白さ」を追求するというコンセプトのもと制作された完全新作であり、小林智美氏や浜渦正志氏といった『サガ』シリーズゆかりの豪華スタッフが集結したことでも話題を呼びました。物語は、長い眠りから目覚めた未開の地に、一攫千金を夢見るトレジャーハンターや教会の聖騎士、記憶喪失の少女など、出自の異なる者たちが集うところから幕を開けます。

ゲームの目的は、7人の主人公から1人を選んでパーティを編成し、白紙の地図を埋めながら大陸の深部へと探索を進めることです。プレイヤーがフィールドを歩くと、周囲の木々や遺跡がまるで飛び出す絵本のようにポップアップして出現する「カートグラフト」システムにより、地図が少しずつ描かれていきます。本作の核心は、完成した地図情報を街で売却して資金を得るサイクルと、経験値によるレベルアップを廃止した成長システムです。戦闘中に技を使用することで新たなスキルを習得する「覚醒」や、行動に応じて能力値が個別に上昇する仕様となっており、キャラクターの強さがプレイヤーの実感として積み重なっていきます。

本作の最大の特徴は、可愛らしいビジュアルとは裏腹な、全滅と隣り合わせのシビアなゲームバランスです。戦闘では「攻撃」「ガード」「サポート」といった役割(ポジション)を毎ターン変更して戦局をコントロールするほか、フィールド上の精霊と契約してその力を借りる「精霊術」の駆け引きが勝敗を分けます。一見シンプルながらも、雑魚敵相手ですら気が抜けない緊張感と、未知の領域を少しずつ切り拓いていく冒険の達成感が、往年のRPGファンを唸らせる仕上がりとなっています。

本作のイメージイラストやキャラクターデザインを担当した小林智美氏の、繊細かつ力強い筆致で描かれた歴代の作品群や、本作のアートワークを堪能できる画集です。
小林智美 画集 光彩 (サガシリーズなどのイラスト収録)

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