『スチームワールド ディグ』は、スチームパンクと西部劇の世界観を融合させた、探索型2D採掘アクションゲームです。ニンテンドー3DS向けに2013年に配信され、その後複数プラットフォームに展開されたインディーゲームの代表作です。

プレイヤーはスチームロボットのラスティとなり、亡き叔父から受け継いだ鉱山を掘り進めていきます。地中には鉱石、敵、仕掛けが多数存在し、採掘によって資源を集め、町で装備を強化することで探索範囲が広がります。燃料・水・HPの管理が求められ、テレポーターやショートカットを駆使して効率よく進める設計です。

3DS版ではマップ表示やオートセーブ、3箇所のセーブスロットなど携帯機向けの配慮が充実。探索と育成のループが中毒性を生み、短時間でも満足感のあるプレイが可能です。後にHD化された移植版ではグラフィックや演出が強化され、続編『スチームワールド ディグ2』へと繋がるシリーズの礎となった作品です。