『Wakedas(ワケダス)』は、バラバラになった色のブロックをスライドさせて整理する思考型パズルゲーム。2013年12月04日にフライハイワークスからニンテンドー3DS(ダウンロード専用)で発売されました。開発は『魔女と勇者』シリーズなどのパブリッシングでも知られるCIRCLE Entertainmentが手掛けており、鮮やかな色彩と幾何学的なデザインが融合したシンプルで美しいビジュアルが特徴です。プレイヤーはタッチペンによる直感的な操作で、散らばったブロックたちをあるべき場所へと導き、混沌とした盤面に秩序を取り戻していきます。
ゲームプレイは、画面上のブロックを上下左右にスライドさせ、同じ色のブロックを全て隣接させて「ひとかたまり」にすることを目指します。ブロックは一度動かすと、壁や他のブロックにぶつかるまで止まらない性質を持っているため、どの順番でどの方向に動かすかという手順の組み立てが非常に重要となります。手数制限や時間制限はなく、一手戻す機能も搭載されているため、失敗を恐れずに試行錯誤を繰り返しながら、数百におよぶステージをじっくりと攻略することが可能です。
本作の独自性は、パズルゲームとしての純度の高さと、プレイヤーをリラックスさせる環境演出にあります。余計なストーリーやキャラクター要素を排除し、論理的な思考のみに没頭できるストイックな作りでありながら、心地よい環境音楽のようなBGMと効果音が癒やしの空間を演出しています。激しいアクションに疲れた時や、静かに頭の体操をしたい時に最適な、デジタル時代の知恵の輪とも言える良質なパズル作品となっています。
開発元のCIRCLE Entertainmentは、アジア圏のインディーゲームを数多く世界に送り出しているパブリッシャー兼デベロッパーです。本作のような色と形をテーマにしたパズルは、バウハウスのデザイン哲学や、モンドリアンの抽象絵画にも通じる美しさを持っています。ゲームの幾何学的なビジュアルに惹かれた方は、モダンアートの作品集などを眺めることで、色と構成のバランス感覚をより深く楽しむことができます。













コメントを追加