『かわいい子猫3D』は、2012年にニンテンドー3DS向けに発売されたペット育成シミュレーションゲームです。本作では、アメリカンショートヘアやロシアンブルーなど人気の猫種を含む全9種類の子猫が登場し、毛色のバリエーションを加えると24パターン以上から選択可能です。プレイヤーはお気に入りの子猫とふれあいながら、仕草や行動を観察して「キモチキャッチ」システムを通じて気持ちを理解していく構成となっています。
ゲーム内には「にゃんこ検定」や「留守録ビデオ機能」などの独自要素が搭載されており、検定では初級から上級までの問題に挑戦することで猫への理解度を深めることができます。留守録機能では、2時間以上のスリープや電源オフ時の子猫の行動が録画され、全63種類のビデオが収録されています。また、ステレオカメラを使って自室を撮影すると、子猫がその部屋に遊びに来る「フォトルーム」機能も導入されています。
さらに、家の外では他の子猫たちと遊ぶことができ、仲良くなるとプレイヤーの部屋に訪れることもあります。育成の進行に応じて子猫の反応が変化し、ふれあいや遊びを通じて絆を深めていく構成です。開発はエム・ティー・オーが担当しており、シリーズ作品として『かわいい仔犬3D』と共通のシステムが一部採用されています。
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