『バイオハザード ザ・マーセナリーズ 3D』は、シリーズの人気モード「ザ・マーセナリーズ」を単独作品として昇華させた、ニンテンドー3DS向けのサバイバルアクションです。2011年の発売当時、携帯機での本格的なバイオハザード体験として注目を集め、スキルカスタマイズや協力プレイなど新要素を導入し、短時間で濃密な戦闘を楽しめる構成が話題となりました。

プレイヤーは、クリスやジル、ハンクなどシリーズの人気キャラクターを操作し、制限時間内に敵を連続で倒してコンボを繋ぎ、スコアを稼ぎます。体術によるフィニッシュでタイムを延長できるため、戦略的な立ち回りが求められます。各キャラには最大3つのスキルを装備でき、クリティカル率やダメージ軽減などの効果を強化しながら、プレイスタイルに合わせた育成が可能です。

登場する敵は、マジニやガナード、処刑マジニ、ガラドールなど、シリーズを彩る強敵たち。武器もハンドガン、ショットガン、グレネードランチャーなど多彩で、キャラごとの体術や特殊装備が戦闘に個性を与えます。セーブデータは1つのみで初期化不可という仕様が話題となりましたが、後に「Best Price!」版でNEW GAME機能が追加され、再プレイの自由度が向上しました。

ニンテンドー3DSでは、立体視による奥行きのある戦闘演出が可能で、ローカル・オンライン協力プレイにも対応しています。Newニンテンドー3DSでは処理速度が向上し、操作の滑らかさやロード時間の短縮が体験を支えます。