1988年にファミリーコンピュータで発売された『三国志 中原の覇者』は、後漢末期から三国時代を舞台に、中国統一を目指す歴史シミュレーションゲームです。プレイヤーは、ゲーム開始前の「英雄タイプ別性格診断」によって、劉備、劉璋、孫権、曹操、馬騰、袁紹のいずれかの君主としてプレイすることになります。戦略パートでは、命令書によるコマンド回数に制限が設けられており、限られた資源を有効活用する戦略が求められます。合戦パートでは、陣形を編成し、半自動的に各部隊ユニットが戦闘を行います。
2006年には、プレイステーションポータブル向けに『中原の覇者 三国将星伝』が発売されました。本作では、400人を超える武将が登場し、女性武将も加わりました。また、シナリオも年代別に複数用意され、好きな君主を選択してプレイすることが可能です。ただし、1都市に最低1人の武将が必要であり、全土統一に必要な武将が不足するとゲームオーバーになるという、独特のゲームオーバー条件が設定されています。
コメントを追加