名称 | ジーキル博士の彷魔が刻 |
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ジャンル | アクション |
発売元 | 東宝 |
発売日(配信日) | 1988年04月08日 |
機種 | ファミコン |
年齢区分 |
『ジーキル博士の彷魔が刻』は、ロバート・ルイス・スティーヴンソンの小説『ジーキル博士とハイド氏』をモチーフにしたアクションゲーム。19世紀のロンドンを舞台に、主人公のジーキル博士を操作して、婚約者の待つ教会へ向かうことが目的。全6ステージ。ジーキル博士はダメージを受けるとストレスが溜まり、もうひとつの人格「ハイド氏」となり全く異なるゲームプレイとなる。ジーキル博士は右へ進むアクションゲーム(アドベンチャー)に対し、ハイド氏になると左スクロールのアクションに変わります。
ストーリー
古き良き時代のイギリスに住む医学博士ヘンリー・ジーキルは、研究を続けるうちに人間の精神は善と悪とで構成されているという結論に達しました。 ジーキル博士は自説を証明するために、善と悪を分離する薬品を発明し、自ら人体実験のモルモットとなって研究を続けるのでした。
善と悪を分離する薬を飲むことは、温厚で理知的なジーキル博士(善の心)が残虐で野蛮な人格のハイド氏(悪の心)に変身してしまうことを意味し、ハイド氏に変身した博士の眼と心に映るすべてのものが、醜くおぞましい姿に変わり、身も心も悪魔に売り渡したかのように悪徳の限りつくしてしまうのです。
そして、長きにわたる人体実験の副作用は、博士の精神と肉体をも蝕み、遂には自らの意志とは別に薬を服用しなくても街の様々な出来事が博士に与えるストレスとなり、変身してしまうのです。 自分の肉体と心をコントロールできなくなったジーキル=ハイドは、婚約者ミリセントとの結婚をも忘れて無意識に残虐行為を繰り返し、破滅の道を歩みはじめます。
果たしてジーキル=ハイドの行く手には、いかなる運命が待ち構えてるのでしょうか?
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