1986年に工画堂スタジオから発売されたPC-8801用ロールプレイングゲームは、ウルティマシリーズに影響を受けた見下ろし型の2Dマップ表示システムを採用しています。

特徴的なのは、仲間が増えた後も戦闘は常に1対1で行われる点です。また、武器や防具には耐久度が設定されており、戦略的な装備の選択と管理が求められます。

ゲーム内での行動は、主人公の知名度に影響を与えます。異次元獣を倒すと知名度が上がりますが、地元獣の中には住民に悪事を働くものと、住民から慕われているものが存在します。後者を倒してしまうと、知名度が下がってしまうというユニークなシステムが採用されています。さらに、戦闘から逃げることでも知名度が低下します。