1986年にコナミからアーケードゲームとして登場した『沙羅曼蛇』は、同社の人気シューティングゲーム『グラディウス』の続編にあたる作品です。縦と横、2種類のスクロール方式を組み合わせたゲームデザインが特徴で、プレイヤーは8方向レバーと2つのボタン(ショット、ミサイル)を駆使して、全6ステージの攻略を目指します。

1P側は青いビックバイパー、2P側は赤いロードブリティッシュを操作し、2人同時プレイも可能です。ステージ6を除き、ゲームの途中からでも参加できるため、気軽に協力プレイを楽しめます。ただし、コンティニュー機能はなく、コインを追加投入することで残機を増やすシステムとなっています。得点による残機増加はありません。

本作はループゲームであり、周回ごとに難易度が上昇していくのが特徴です。地形の変化に加え、3周目以降は敵が弾を撃ち返すようになるなど、10周目まで容赦なく難易度が上がり続けます。パワーアップはアイテム取得によって行われ、自機が破壊されてもその場で復活し、ゲームが継続される点も特徴的です。アーケード版のリリース後、ファミリーコンピュータにも移植されました。

グラディウス