1987年4月14日にカプコンからファミリーコンピュータ用ソフトとして発売された『魔界島 七つの島大冒険』は、同社第1企画室が開発を手掛けたアクションアドベンチャーゲームです。プレイヤーは主人公モモタルーとなり、伝説の大海賊キャプテン・ビアドが隠した財宝を求めて、七つの島を冒険します。

ゲームの基本的な操作は、樽や岩などのオブジェクトを拾い上げて敵に投げつける攻撃方法と、ジャンプアクションを駆使して進むというシンプルなもの。特徴的なのは、獲得した得点がそのままライフとして機能するシステムです。

また、本作はパスワードによるゲーム再開機能を搭載しており、当時のプレイヤーにとっては嬉しい仕様でした。エンディングはマルチエンディング方式を採用。「宝玉」と呼ばれるアイテムの入手数によって結末が変化するため、やり込み要素も備えています。