『ドラゴンバスター』は、ナムコが開発したアクションゲームで、各ラウンドの最後に待ち受けるドラゴンを倒すため、勇者クロービスが冒険を繰り広げます。プレイヤーはクロービスを操作し、サイドビューで展開されるダンジョンを攻略していきます。

ゲーム開始前には、ドラゴン山までの経路を示すラウンドマップが表示され、プレイヤーはルートを自由に選択可能です。各ダンジョン内では、モンスターやルームガーダーを倒しながら出口を探すことになります。時間制限も存在し、制限時間を過ぎるとケイブシャークが出現し、プレイヤーを追い詰めます。

クロービスの武器は剣で、ジャンプやしゃがむといった基本的な動作に加え、ツタやロープをよじ登ることも可能です。特徴的なアクションとして、空中でレバーを上に入れることで繰り出せる「2段ジャンプ」や、ジャンプ中にレバーを下に入れたまま剣を振ることで発動する「兜割り」「垂直斬り」といった強力な技があります。

ダンジョン内には、魔法が使える巻物やダメージを軽減する盾など、冒険を有利に進めるためのアイテムが隠されています。プレイヤーはバイタリティを持ち、敵の攻撃を受けることで減少します。バイタリティが尽きるとゲームオーバーとなりますが、コンティニューすることで、その場でバイタリティを回復し、ゲームを再開できます。

本作は、アーケード版が1985年1月にナムコ(現・バンダイナムコアミューズメント)からリリースされ、その後、1987年1月7日にはファミリーコンピュータ版がナムコから発売されました。