『超ヒロイン戦記』(スーパーヒロインクロニクル)は、2014年2月6日にPlayStation 3およびPlayStation Vita向けに発売されたシミュレーションRPGで、バンダイナムコゲームス(バンプレストレーベル)による“美少女クロスオーバー作品”です。『クイーンズブレイド スパイラルカオス』の開発チームが手がけており、10作品以上の女性キャラクターが一堂に集結する“美少女版スパロボ”とも言える構成が話題となりました。
物語は、聖モンブラン学園の生徒ノエルとめるが、育ての親イヴ=ヴァレンタインを探す旅の途中で異世界に飛ばされ、さまざまなヒロインたちと出会いながら世界の崩壊を阻止するという壮大なストーリーが展開されます。原作作品の男性キャラはほぼ登場せず、女性キャラ中心の構成に徹しているのも特徴です。
ゲームシステムは、3Dマップと2Dカットインを組み合わせた演出で、各キャラクターには「ATK(攻撃力)」「HIT(命中率)」「SPD(回避率)」の3部位が設定されており、これらを破壊することで能力を低下させる「能力破壊システム」が採用されています。すべての部位が破壊されるとHPが残っていても降伏となるため、戦略性が高く、連携技「ソウルシンパシー」や「エクストラアタック」などの演出も盛り上がりを見せます2。
参戦作品
- 『戦姫絶唱シンフォギア』
- 『京騒戯画』
- 『ひぐらしのなく頃に』
- 『ゼロの使い魔F』
- 『IS〈インフィニット・ストラトス〉』
- 『緋弾のアリア』
- 『快盗天使ツインエンジェル』
- 『デ・ジ・キャラット』
- 『すーぱーそに子』
- 『ドリームハンター麗夢』
演出面では、各ヒロインの個性を活かした技や掛け合いが多数収録されており、釘宮理恵が4役(ルイズ、アリア、コト、くるみ)を演じるなど、声優ファンにも嬉しい構成となっています。インターミッションではヒロインとの個別会話も楽しめ、ファンサービスに満ちた一本です。
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