『スナイパー ゴーストウォリアー2』は、CryEngine 3を採用した美麗なグラフィックで描かれる戦場を舞台に、一撃必殺の狙撃任務を遂行するファーストパーソン・シューティングゲーム。2013年06月27日にサイバーフロントからPlayStation 3およびXbox 360で発売されました。物語は、フィリピンのジャングル、ボスニアのサラエボ市街地、そしてチベットの山岳地帯という3つの異なるロケーションで展開されます。プレイヤーはエリートスナイパーであるコール・アンダーソン大尉となり、観測手(スポッター)と連携しながら、世界規模のテロを阻止するための極秘任務に挑みます。

ゲームプレイは、敵に見つからないように移動し、長距離からターゲットを狙撃するステルスアクションが中心となります。本作の最大の特徴は、風向きや風速、重力による弾道の落下、そしてプレイヤー自身の心拍数といった物理的要因が射撃精度に大きく影響する「弾道計算システム」です。難易度設定によっては、着弾点を予測するガイド(赤いマーカー)が表示されますが、高難易度ではそれらが排除され、プレイヤー自身の判断でスコープを調整し、環境を読み切って引き金を引く高度な技術が求められます。

本作は、前作で指摘されたAIの挙動やグラフィック面を大幅に強化しており、特にCryEngine 3による光と影の表現や、植生の描写が緻密になっています。近接戦闘用のナイフやサイレンサー付きハンドガンも使用可能ですが、基本的には敵との交戦を避け、遠距離からの隠密排除を主軸としたゲームデザインが徹底されています。また、特定の条件で発動する「バレットカメラ」演出により、放たれた弾丸がターゲットに命中する瞬間をスローモーションで劇的に描写する機能も搭載しています。

開発元のCity Interactive(現・CI Games)は、本作以降も『Sniper Ghost Warrior』シリーズを展開し、オープンワールド化などの進化を続けています。スナイパーという孤独で張り詰めた職業に興味を持った方は、伝説的なスナイパーを描いた映画『山猫は眠らない』シリーズなどを鑑賞することで、ワンショット・ワンキルの美学や極限状態での心理戦をより深く理解することができます。

山猫は眠らない (Blu-ray)

駿河屋あんしん&らくらく買取