『アスラズ ラース』は、2012年にカプコンよりPS3/Xbox 360向けに発売された、怒りを原動力に神々へ反逆する体験型連続活劇アクションゲームです。

『アスラズ ラース』は、2012年2月23日にカプコンよりPlayStation 3およびXbox 360向けに発売されたタイトル。開発はサイバーコネクトツーが担当し、インド神話や仏教神話をモチーフにした未来的世界「神国トラストリム」を舞台に、神々の裏切りによってすべてを失った戦士アスラが、怒りを力に変えて復讐を遂げる、QTE主体の連続活劇型アクションゲームです。

プレイヤーは主人公アスラとして、妻を殺され娘を奪われた過去を背負い、神々の支配する世界に殴り込みます。ゲームはテレビアニメ風の構成で進行し、「Aパート→アイキャッチ→Bパート→次回予告」という演出が施され、物語は章立てで展開されます。アクションパートでは、通常攻撃・ヘビーアタック・シュート・ダイブアタックなどを駆使し、敵を撃破。QTE(本作では「PDE」)によって、演出と操作が融合した戦闘が展開されます。

戦闘中は「バーストゲージ」「アンリミテッドゲージ」が蓄積され、バーストゲージが満タンになるとQTEによる強力な「バースト攻撃」が発動。アンリミテッドモードでは一定時間、怯みやオーバーヒートが無効化されます。一部の敵は体力ゲージを持たず、バースト攻撃を決めない限り倒せない仕様となっています。

物語は全3章+DLCによる第4章「輪壊編」で構成され、最終的な結末はDLCで配信。また、外伝として『ストリートファイター』とのコラボエピソードも配信されました。演出面では特別演技監督・板野一郎による「板野サーカス」が導入され、惑星規模の敵との戦闘や月面での白刃取りなど、破天荒な展開が多数登場します。