『EA SPORTS 総合格闘技』、2010年11月18日にエレクトロニック・アーツから発売されたPlayStation 3およびXbox 360対応の総合格闘技スポーツゲーム。「STRIKEFORCE」や日本の「DREAM」を彷彿とさせるリングなど、世界各地の団体やルールを網羅し、エメリヤーエンコ・ヒョードルをはじめとする伝説的なファイターたちが実名で参戦する、本格派のMMAシミュレーション作品となっています。
本作には、ランディ・クートゥアやダン・ヘンダーソンといった海外のレジェンドに加え、青木真也、川尻達也、桜井“マッハ”速人といった日本のトップファイターも多数収録されています。プレイヤーは彼らを操作するか、あるいはオリジナルの選手を作成してキャリアモードに挑み、世界中のジムで技を磨きながら頂点を目指します。試合形式も、金網(ケージ)で行われる北米ルールだけでなく、リングで行われる日本独自のルールや、反則なしの過激なルールまで幅広く選択可能です。
操作システムには、右アナログスティックを弾くことでパンチやキックを繰り出す「トータル・ストライク・コントロール」を採用しています。直感的なスティック操作で多彩な打撃を打ち分けられるほか、寝技(グラウンド)の攻防もボタン連打ではなく、タイミングやポジショニングを重視した戦略的なシステムとなっており、一瞬の判断が勝敗を分けるMMA特有の緊張感を再現しています。
団体やルールの垣根を超え、夢の対戦カードを実現できる自由度の高さ。汗飛び散る打撃戦から息詰まる関節技の応酬まで、総合格闘技の醍醐味を余すことなく味わえる一本です。
本作は、世界的なスポーツゲームブランド「EA SPORTS」が手掛けた初の総合格闘技ゲームです。当時、競合の『UFC』ゲームシリーズに対抗する形で制作され、UFC以外の主要団体(STRIKEFORCEなど)や日本の格闘技シーンに焦点を当てた独自のラインナップが特徴でした。後にEAがUFCのライセンスを取得したため、本作はシリーズ化されずに独自の立ち位置を築いたタイトルとなりました。













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