『アバター THE GAME』は、2009年にUbisoftから各種プラットフォーム向けに発売されたアクションアドベンチャーゲームで、ジェームズ・キャメロン監督の映画『アバター』を原作とした作品です。

22世紀、地球から遠く離れた衛星パンドラを舞台に、人類と先住民族ナヴィの対立が描かれる本作では、プレイヤーはアバター計画に参加する兵士「エイブル・ライダー」として、RDA(資源開発管理局)またはナヴィのいずれかの陣営に所属し、異なる視点から物語を体験します。ゲームは映画の2年前を舞台にしており、映画と同様に“アバター”と呼ばれる人造生命体を通じて、パンドラの自然や文化に触れることができます。

ゲームエンジンには『Far Cry 2』と同じDunia Engineが採用され、広大なオープンワールド型のマップを自由に探索可能。プレイヤーは徒歩だけでなく、車両や飛行生物を駆使して移動し、戦闘では重火器やナヴィ特有の武器を使い分けることが求められます。また、最大16人によるオンラインマルチプレイにも対応しており、チーム戦や目標達成型の対戦が楽しめます。映画と同時進行で開発されたため、登場するクリーチャーや兵器、小道具などは映画と密接にリンクしており、3Dテレビにも対応するなど、映像体験にも力が入れられています。

『アバター』は、2009年に公開されたジェームズ・キャメロン監督によるSF映画。22世紀の衛星パンドラを舞台に、人類と先住民族ナヴィの衝突を描く。革新的な3D映像技術と壮大な世界観で世界的な大ヒットを記録した。