『ソニック3D フリッキーアイランド』は、1999年10月14日にセガ・エンタープライゼスよりセガサターン向けに発売された3Dアクションゲームで、海外で先行発売された『Sonic 3D Blast』の日本向け移植版です。開発はイギリスのTraveller’s Talesが担当し、従来の横スクロール型とは異なるクォータービュー(斜め見下ろし視点)を採用した、シリーズでも異色の作品となっています。
本作の舞台は“フリッキーアイランド”と呼ばれる神秘の島で、ソニックはDr.エッグマンに捕らえられた小鳥「フリッキー」たちを救出するために各ゾーンを駆け巡ります。ゲームの基本構造は、各アクト内にいるロボットを破壊してフリッキーを救出し、5匹集めて転送リングに届けることでステージを進行させるというもの。ゾーンごとに異なる地形やギミックが用意されており、最終アクトではDr.エッグマンとのボス戦が待ち受けています。
また、特定の条件を満たすことでスペシャルステージに突入でき、リングを集めてカオスエメラルドを獲得することが可能です。7つすべてを集めると、真のエンディングへと到達できます。セガサターン版では、オリジナルのメガドライブ版からグラフィックやBGMが刷新され、よりリッチな演出が施されています。
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