『ルームメイトW（ダブル）〜ふたり〜』は、1999年1月14日にデータム・ポリスターから発売されたセガサターン用リアルタイムコミュニケーションゲームです。『ルームメイト』シリーズの一作で、本作では二人のヒロインとの同居生活を描きます。

舞台は現代の東京。プレイヤーは主人公として、異なる事情で上京してきた二人の女性と同じ家で生活します。一人は仙台から編入してきた18歳の女子高生「優子」、もう一人は静岡の看護専門学校から交換実習で上京した19歳の女性「かおり」です。時間帯や曜日によって部屋の様子や会話内容が変化し、リアルタイムで進行する日常の中で交流を深めていきます。

ゲームシステムはセガサターン本体の内蔵時計を利用し、現実の時間経過に合わせてイベントや会話が発生します。電話や訪問、就寝時の寝言など多彩なシチュエーションが用意され、プレイヤーの行動や選択によって関係性やイベントの発生が変化します。キャラクターデザインは丸藤広貴、キャラクター原案は原田将太郎が担当しています。なお、バグにより本来用意されていた「かおりエンド」は見ることができません。