『麻雀学園祭DX〜前日にまつわる奮戦記〜』は、1998年にメイクソフトウェアから発売されたセガサターン用のアドベンチャー+麻雀ゲームです。18歳以上対象作品で、前作『麻雀学園祭』の続編にあたります。

物語は前作で全ヒロインの撮影を終えた後、学園祭前日の出来事から始まります。写真展示の準備をしていた主人公(写真部員)が、作品の出来に納得できず撮り直しを決意。しかし同時に、生徒会から学園祭用スナップ写真の撮影依頼を受け、下校時間までの限られた6時間で複数の依頼と撮影をこなすことになります。

ゲームは学園内を自由に移動し、各ヒロインとのイベントを発生させながら麻雀対局を行い、条件を満たすことで撮影シーンやイベントCGが解放されます。時間経過の概念があり、行動順や訪問先の選択が攻略に大きく影響します。対局は一般的な四人打ち麻雀ルールをベースに、勝利や特定条件でイベントが進行。

前作からの改良点として、イベント数やCG枚数の増加、時間管理要素の強化、キャラクターごとのシナリオ分岐が挙げられます。グラフィックはアニメ調で統一され、BGMや効果音も学園祭の賑やかな雰囲気を演出しています。