『ドルイド 闇への追跡者』は、1998年に光栄(現・コーエーテクモゲームス)から発売されたアクションアドベンチャーゲームで、海外PCゲームをベースにした移植作品です。対応機種はPlayStationおよびセガサターンです。
本作は、惑星ナヴァンを舞台に、失踪したドルイド「ローソン」を探す旅を描いています。プレイヤーはドルイドの末裔として召喚され、地・水・火・風・気の5つのエレメントを駆使して魔法を使いながら、謎解きと戦闘を繰り返して進行します。フィールドはクォータービュー形式で構成され、アイテムの組み合わせや暗号解読など、試行錯誤を重ねる探索型のゲーム性が特徴です。
戦闘はリアルタイムアクションで展開され、斧などの武器を使って敵を倒します。魔法はエレメントの組み合わせによって発動し、攻略に必要な場面も多く存在します。ヒントが少なく、説明も最小限に抑えられているため、洋ゲー的な不親切さと硬派な設計が際立っています。終盤にはエンディング分岐があり、選択によって物語の結末が変化します。
元はウィザードリィシリーズで知られるサーテック社の意欲作とされており、中世ファンタジーと錬金術的科学観が融合した独特の世界観が展開されます。日本語版は光栄がローカライズを担当し、1998年に家庭用機向けに移植されました。
本作は、カナダのゲーム会社Sir-Tech Softwareが開発したPC向けアクションアドベンチャー『Druid: Daemons of the Mind』をベースにしています。サーテックは『ウィザードリィ』シリーズで知られ、本作では魔法・謎解き・戦闘を融合した重厚な世界観を構築しています。












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