『アイドル麻雀ファイナルロマンス4』は、1998年にビデオシステムよりアーケード向けに発売された2人打ち美少女麻雀ゲームで、同年にセガサターン版も登場しました。本作では、プレイヤーが「ミス・ファイナルロマンス」選考イベントに向けて、出場候補の女の子たちと麻雀勝負を繰り広げるという設定が採用されています。対局に勝利することで、キャラクターとの親密度が上昇し、特定の演出やビジュアルが解放される仕組みです。
ゲームシステムは、フルボイスによる会話デモや、勝利時のアニメーション演出などが特徴で、麻雀初心者でも楽しめるよう「代打ち」機能やイカサマアイテムの購入システムが搭載されています。アイテムには「イナズマリーチ棒」などの特殊効果を持つものがあり、戦略的に使用することで対局を有利に進めることが可能です。また、クリアしたキャラクターのイラストやムービーを閲覧できる「アルバムモード」も収録されています。
セガサターン版では、アーケード版の演出を忠実に再現しつつ、家庭用向けに操作性やシステム面の調整が施されています。キャラクターデザインはあかつきごもく氏が担当しており、後年にはHD画質化や追加ビジュアルを含むリマスター版も登場しています。シリーズは他にも『ファイナルロマンス2』『ファイナルロマンスR』などが存在し、SwitchやPC向けに再構成されたパッケージも展開されています。
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