『わくわくぷよぷよダンジョン』は、1998年4月2日にコンパイルから発売されたセガサターン用のローグライクRPGで、ぷよぷよ・魔導物語シリーズのキャラクターたちが登場するスピンオフ作品です。プレイヤーはアルル、ルルー、シェゾの3人から1人を選び、毎回構造が変化するダンジョンを攻略しながら、テーマパーク「わくわくぷよぷよランド」に隠された“すっごい魔法のアイテム”を目指します。
ゲームは『不思議のダンジョン』系のシステムをベースにしつつ、キャラごとの特技や魔法、同行キャラ(カーバンクルやミノタウロス)との連携、アイテムの共有・合成・識別スキルなど、独自の要素を多数搭載。満腹度がゼロになっても即ゲームオーバーにならない、ダンジョン脱出時にレベルがリセットされないなど、初心者にも配慮された設計が特徴です。
また、キャラ同士の会話イベントが非常に豊富で、進行度や組み合わせによって内容が変化するため、ファンにとってはたまらない演出が満載。ゲームクリア後には100階構成の裏ダンジョン「アルティメットタワー」が解放され、真のエンディングを見るには3人全員での攻略が必要となるなど、やり込み要素も充実しています。
1999年にはPlayStation向けに『わくぷよダンジョン決定盤』として移植され、バランス調整や新ダンジョン、オープニングムービーの追加などが行われました。
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