『GUILTY GEAR XX ΛCORE PLUS』(ギルティギア イグゼクス アクセントコア プラス)は、2008年にアークシステムワークスからPlayStation 2向けに発売された2D対戦型格闘ゲームで、『GUILTY GEAR XX』シリーズの第4バージョンにあたる家庭用強化作品です。
本作は、前作『ΛCORE』をベースに、ストーリーモードの追加、キャラクターのバランス調整、ゲームモードの拡充などを施した完全版として登場しました。プレイヤーは、ギアと呼ばれる人工生命体を巡る戦いに身を投じる戦士たちを操作し、個々の目的や信念に基づいた激しいバトルを繰り広げます。
家庭用版では、シリーズ初の本格的なストーリーモードが搭載され、各キャラクターに固有のルートとエンディングが用意されています。選択肢や戦闘結果によって分岐するマルチルート形式が採用されており、物語の深掘りとキャラクターの掘り下げが可能です。また、トレーニングモード、サバイバルモード、ギャラリーモードなども充実しており、対戦以外の楽しみ方も広がっています。
使用可能キャラクターには、従来のソル=バッドガイやカイ=キスクに加え、クリフ、ジャスティスなどの隠しキャラも登場。さらに、各キャラには「EX」「金」「黒」などの特殊バージョンが存在し、条件を満たすことで使用可能になります。これにより、戦術の幅とリプレイ性が大きく向上しています。
本作は、後に登場する『ΛCORE PLUS R』へと続く礎となる作品であり、シリーズの中でもストーリー性とモード構成に重点を置いたタイトルとして高く評価されています。













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