『ナイトウィザード The VIDEO GAME 〜Denial of the World〜』は、人気テーブルトークRPG(TRPG)およびアニメ『ナイトウィザード』の世界観をベースにした、現代魔術アドベンチャーゲームです。2008年2月28日に5pb.(現:MAGES.)からPlayStation 2用ソフトとして発売されました。原作者である菊池たけし氏が監修を務め、アニメ版の直後を描くオリジナルストーリーが展開されます。

物語の舞台は、科学常識が支配する現代社会の裏側で、異界からの侵略者「侵魔(エミュレイター)」と、それを狩る「ウィザード」たちが暗闘を繰り広げる世界です。本作では、アニメ版の主人公である「柊蓮司」と、ゲームオリジナルの主人公「ヒムロ(名前変更可能)」の2人が物語の鍵を握ります。プレイヤーはヒムロとなり、記憶を失った状態で目覚めた謎や、新たな世界の危機「魔王戦争」に立ち向かいます。

ゲームシステムは、会話パートと戦闘パートで構成されています。戦闘はコマンド選択式ですが、TRPG原作らしく「ダイス」の出目が戦況を左右する要素や、属性相性(月衣)といった概念が取り入れられています。また、アニメ版の人気ヒロインである赤羽くれは、緋室灯に加え、魔王であるベール=ゼファーやアンゼロットといったキャラクターたちも攻略対象となっており、彼女たちとの個別エンディングを目指す恋愛アドベンチャーとしての側面も充実しています。

菊池たけし作品特有の「シリアスとギャグの振れ幅」や、メタフィクションを含む軽妙な掛け合いは健在で、ファンにはたまらない内容となっています。一方で、戦闘システムのテンポや演出の簡素さ、アドベンチャーパートのUIの古さなど、ゲームとしての洗練度には欠ける部分もありますが、原作TRPGの雰囲気を手軽に味わえるキャラクターゲームとして一定の評価を得ています。

本作の原作であるTRPGでは、「ダイス(サイコロ)」が運命を決定する重要なアイテムです。6面体ダイスを2個振る(2d6)瞬間の緊張感は、デジタルゲームにはないアナログな興奮をもたらします。美しく加工された金属製や宝石のようなダイスを手元に置き、重要な決断の時に振ってみることで、日常の中にウィザードのような「運命を切り開く」感覚を取り入れることができます。

金属製 多面体ダイスセット

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