『ニード・フォー・スピード プロストリート』は、2008年1月31日にエレクトロニック・アーツより日本国内で発売された、PlayStation 2・PlayStation 3・PlayStation Portable・Wii対応のレースゲームで、シリーズ初のレースシミュレーション志向を打ち出した作品です。

プレイヤーはストリートレース界の頂点を目指すドライバーとして、公式イベントに参加しながら名声を高めていきます。すべてのレースはクローズドサーキットで行われ、一般車両や警察の介入はなく、純粋な走行技術が問われる構成です。グリップ、ドリフト、ドラッグ、スピードチャレンジの4種目が用意されており、車両の挙動やダメージ表現もリアルに再現されています。

パフォーマンスチューニングがゲームの中心となっており、Autosculpt機能によってパーツ形状を変更し、空力性能を調整することが可能です(PS2・PSP・Wii版では風洞表示なし)。キャリアモードでは複数のイベントを勝ち抜き、最終大会「ファイナル・ショウダウン」での優勝を目指します。日本語版では国内向けのUIと表記が採用され、各ハードに応じた操作性が調整されています。