『神曲奏界ポリフォニカ 3&4話完結編』は、音楽と精霊が共存する世界を舞台にしたファンタジー作品『神曲奏界ポリフォニカ』シリーズのPlayStation 2向け第2作で、2007年にプロトタイプから発売されました。本作は、前作『神曲奏界ポリフォニカ(プロローグ〜第2話)』の続編にあたり、第3話と第4話を収録した完結編です。
プレイヤーは神曲楽士(ダンティスト)の卵・フォロンとなり、精霊コーティカルテとともに、トルバス神曲学院を舞台に巻き起こる事件に立ち向かいます。物語は“キネティックノベル”形式で進行し、選択肢のない一本道のストーリーをフルボイスで体験。PS2版では、PC版からの移植にあたり、全キャラクターのフルボイス化や新規イベントCGの追加、プログレッシブ出力対応などの強化が施されています。
物語は、謎の組織〈嘆きの異邦人〉による襲撃をきっかけに、学院の地下に眠る秘密と精霊たちの過去が明かされていくクライマックスへと突入。シリーズの核心に迫る展開が描かれ、原作ファンにとっても見逃せない内容となっています。
『神曲奏界ポリフォニカ』は、ocelotによるキネティックノベル形式のファンタジー作品で、音楽によって精霊を操る“神曲楽士”たちの活躍を描くシリーズ。2005年にPC向けに第1作が発売され、ライトノベル、アニメ、ゲームなど多方面に展開。主人公フォロンと精霊コーティカルテの絆を軸に、精霊と人間の共存、音楽の力、国家間の対立などを描く壮大な物語が展開されている。
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