『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』は2007年8月2日(Wii)/2007年11月22日(PS2/PS3/ニンテンドーDS/Xbox 360)にエレクトロニック・アーツより発売されたアクションアドベンチャーゲーム。J.K.ローリング原作第5作のホグワーツ魔法魔術学校5年生生活を体験するスタイルです。各機種で操作方法が異なり、Wii版はモーションコントロールで杖を振る独自の魔法操作が特徴となっています。

プレイヤーはハリーとなり、校内を自由に探索しながらロンやハーマイオニー、ルーナらとダンブルドア軍団を結成し、防衛術を練習します。PS3/Xbox360版は高精細グラフィックで広大なホグワーツを再現、DS版はタッチ操作中心のミニゲーム、Wii版はリモコン振りで呪文を発動します。魔法省潜入や不死鳥の騎士団の活動など映画の名シーンをインタラクティブに楽しめます。

物語は夏休みのリトルウィンキングでのディメンター襲撃から始まり、魔法省の陰謀、アンブリッジのホグワーツ支配、神秘部での最終決戦まで原作第5巻を追います。シリウスやルーピンら騎士団メンバーとの協力が光ります。

特徴的な仕掛けとして、呪文をオブジェクトに当てて動かす物理演算や、隠し通路発見の探索要素が挙げられ、視覚的に美しい校舎内装飾が没入感を高めます。新規要素にはWii版のモーション呪文やDS版のタッチパズルが加わり、多様な遊びを提供します。セーブの柔軟さとクエスト進行の自由度が高く、ファン向けのやり込みも充実しています。

本作はJ.K.ローリングの小説第5作『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』を原作とし、映画版の要素を交えながらホグワーツの広大な校内をオープンワールド風に再現しています。原作のダンブルドア軍団結成シーンをゲームの核に据え、探索と呪文バトルを強調した変更点が特徴で、シリーズの魔法体験を深化させました。

ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(静山社 単行本)

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